梅雨の過ごし方
お久しぶりです。
自粛生活が続いていますが、皆さんどのようにお過ごしですか?
私は、「あつ森 」(「あつまれ森の動物たち」)で
町づくりに励んでおります(笑)。
5月5日は「立夏」でした。
暦の上ではもう夏ですね。草木が青々として気持ちの良い季節です。
今日は梅雨の過ごし方をお話します!
まだ梅雨の季節じゃないのに早い!と思われるかもしれません
季節を迎えるにあたりカラダを慣らしておくのは大切なこと。
ファッションと同じで先取りして体調を整えてその季節を迎えることと次の季節も過ごしやすくなると言われています。
中医学では、梅雨のことを「長夏(ちょうか)」と呼びます。特徴は「湿気と暑さ」です。
長夏の季節の五臓は「脾」。消化器系です。
湿気のたまる季節は、消化器系に注意!ということです。
消化器系の「脾」は湿度が苦手です。
暑いと、冷たいものを飲んだり、食べたりしたくなりますよね。
冷たいものは、消化機能が低下しがちです。
つまり、湿気で弱っているところに、食べ物、飲み物でさらに弱めてしまうわけです。
湿気は重いので気や血を停滞させます。それにより気滞や悪血の原因になります。
こうして、悪循環に陥ってします。
だから、この季節は丁寧に生活をしてほしいです。
■体の中に質がたまると出る症状
体の重だるさ、むくみ、胃の不快感、ベタっとした便、関節の痛み、下痢、目やに、痰など
食材のご紹介
■水分を発散させる食材:
唐辛子、生姜など
ただし、イライラしているとき、熱があるとき、乾燥している場合はNGです。
■水分を排出する食材
ハトムギ 、小豆、黒豆、昆布、海苔、わかめ、とうもろこしのひげ、きゅうり、緑豆もやし、スイカ、ハマグリなど
ただし、カラダを冷やす食材が多いので、冷え性の方は注意です!
<プチ知識>
・もやしって黒豆もやしや緑豆もやしとがあります。お買い物の時にチェックしてみてください。
・ハトムギ は、ご飯を炊くときに一緒に入れたり、ハトムギ 茶にしたりします。
・小豆は、お砂糖を入れないで小豆を煮て、その煮汁が効果があります。
また、消化器系が弱くなっている場合は、お白湯、おかゆ、柔らかく煮た白菜や大根などでいたわってあげてください。
熱中症にならないように水分を取ることは大切ですが、取りすぎでも体調を崩します。
大量に水分を取るというよりも、こまめにとって排出するというサイクルを作る方がカラダに優しいですよ。特に胃が弱い人!
そして、暖かい飲み物をとりましょう。目安は体温以上です!
いずれの場合も、ご自身の体調と向き合って、
自分にあう養生法を見つけてくださいね。
テレビをつけるとコロナウィルスのニュースが多いです。
情報を取得するのは大切ですが、
ほどほどにするのもココロの養生になります。
朝起きた時、ふと気づいた時、お仕事の途中にふかーい呼吸をしてくださいね。
お腹の中まで新鮮な空気が入るイメージです!
皆さんのココロとカラダの健康でありますように。
ノラ猫ちゃんが日向ぼっこに来てくれました。