発熱を伴う胃腸炎の薬膳
先日、主人が突然の嘔吐と下痢。そして38度の発熱。
滅多にないことです。胃腸丈夫が自慢です。
さてさて、何をしようか。。しばらくお腹は空っぽですな。
まずは水とポカリを用意。そして冷えピタ。
(ハイターを薄めた液をスプレーボトルに入れてトイレ周りの消毒も忘れず!ノロだったら嫌だもん。)
少し落ち着いてきたようなので、まずお白湯から始めます。
お白湯については、こちらを参考にしてみてください(男の健康だけど分かりやすい!)。
水道水を15分以上沸かして冷ましておきます。
次に粟(あわ)と小豆(あずき)のおかゆを作りました。
胃腸の調子を整えたいです。
粟
五性:涼
五味:甘・鹹
帰経:腎・脾・胃
働き:胸焼け、嘔吐、下痢、排尿痛など
小豆
五性:平
五味:甘・酸
帰経:心・小腸
働き:むくみ、胃もたれ、下痢
それと同時にミントと菊花のお茶です。
カラダにこもった熱を発散させることが目的です。
モヒートみたいで色も香りも好きです!
菊花
五性:微寒
五味:辛・甘・微苦
帰経:肝・肺
働き:発熱、喉の痛み、目の充血、吹き出物など
ミント(薄荷)
五性:涼
五味:辛
帰経:肝・肺
働き:頭痛、無汗、目の充血、消化を助けるなど
風邪だからってサムゲタンやネギ、生姜を使ったお料理は発熱段階ではダメですよぉ。
かえって悪化します!
そして、これが全部落ち着いてきたら、天然の抗生物質とも言われているオレガノカプセルを飲ませます。
もう一つ大切なのは、手をやさしくお腹に当ててあげること。
熱を測るためにおでこに手を当てること。
これが本当の手当てです!