香りのノートについて
先日のアロマレッスンでは、柔軟剤を作りました。
アロマレッスン初めてという方もいらっしゃって、私も基礎を
思い出しながらすすめました。
今回は、500ccボトルでどかんと作ったので、
つまり、いれる精油の量も50滴と大量です。
私なんかは3~5種類くらいで無難にまとめてしまうのですが、
いつもきてくださるMさんのチョイスは、なんと10種類!
殺菌効果のある精油をぽんぽんと出して、そこから選んでいただくはずが、
この方、フローラル系が大好きな方。
ベテランさんなので、どんな精油があるかも、自分の好みも
わかっているので、出していない精油にも手を伸ばしてくんくん。
私はおまかせおまかせ。。
一応、殺菌効果のある精油をチョイスしたものの、
本当はフローラル系でまとめたい!!というのが伝わってきます。
そして選んだのがこの10種。
アルベンシスミント、ペパーミント、レモン、ローズウッド、ユーカリ。。ここまでは予定通り。
リンデンフラワー、チャンパカ、キンモクセイ、カナンガ、ネロリ。。
南国のリラックス系のお花が勢ぞろい。
こんなブレンド、私も初めてなのでどんな香りになるか私までわくわく。
できあがってみると、ミント系が強くて、フローラル系が隠し味。。みたいなブレンド。
しかし、3日過ぎた今日、彼女が「ブレンドの香りが変わりました~」とうれしそうに
ボトルを持ってきてくれたのです。実際に、出来上がりのときよりマイルドでいい香り。
そう、香りは変わる。。。ということを忘れていました。
精油は、小さな芳香分子の集まり。分子の大きさで揮発の速さが変わります。
それを”ノート”といいます。
大きく分けて、トップ、ミドル、ベースの3つに分けられ、特に香水を
作るときは、これらを必ずブレンドします。
時間とともに、トップ→ミドル→ベース と優位になる香が変化します。
そのことを忘れておりました!
また、時間とともに、なじんできたというのもあるのでしょうね。
とても喜んでリピしたい!と言ってくださいました。
いっしょに、天然の香りをたのしみませんか?