燕の巣を買っちゃったよぉ〜!
漢方薬、食材などを売っているシンガポールのメジャーなお店、余仁生(Eu Yan Sang- ユーヤンサン)が、近くのモール内特設会場でセールをやっていました!
難しい名前のものが多くてなかなか手が出ないけれど、棗(ナツメ)やハトムギなどもあります。
大勢の人がカゴいっぱいいろいろ買い込んでいるのを見ると、しみじみ、こちらの国には漢方、薬膳が生活に根付いているのだなぁと思います。
初日は、とりあえず黒ナツメを買いました。3.2ドル!!安い!
二日目、薬膳レッスンにいらした生徒さんをお連れして、もう一度品定め。そしてネットでも検索。。
三日目、買いもの本番!
高いので迷ったけれど、燕の巣を買ってしまいました!お得だよ〜と言われ、ついつい二箱も。。145ドル。
燕の巣
アマツバメの巣のことで、ツバメの唾液腺から分泌される唾液を固めて作った巣のこと。
古くから美容と健康に良く、不老長寿の薬膳としても珍重され、宮廷のご絶世の美女と言われ美しさでは群を抜いていた楊貴妃も清の西太后も好んで食したそうです。それなら私も。。。
中国医薬書の[本草網目] によると、ツバメの巣は肺機能向上、腎を補い、健胃、そして副作用とのこと。
・細胞の再生を促進し、肌を美しくし身体の免疫力を高める
・健康の回復を助ける
・放射線の副作用に対する防衛能力を高める
・心機能を強化する
・身体のエネルギーを補給する
素敵ですね〜。燕の巣はいろいろな種類の製品が売られていて、値段もいろいろ。どれを買っていいのかわからないので、お店の人に聞いたところ、安いものは、燕の巣の含有率が低いのだとか。そして、私が買ったのは、75%燕の巣というもの。味がわからないので、氷砂糖入りと甘さを控えたものと2箱。
毎日食す必要なないとのことなので、ちびちび食べていこうと思います。
そして、もう一つ気になっていたのが、アメリカ西洋人参、花旗参(かきじん)。高麗人参はよく滋養強壮で聞くのですがアメリカ西洋人参は初めて。値段も3桁いってます!これは無理。。。と思っていたらお茶がありました。高麗人参は体を温める傾向があり服用後に、のぼせやほてり感を生じる事もあるが、西洋人参は清熱的に作用し、のぼせなどは少なく、病後、術後や体力の消耗の激しい時などには、穏やかに作用して徐々に体力を取り戻してくれるとのこと。
最近元気がない叔父に送ってあげようかなぁ。
こうした生薬は、効きが良く正しい知識を持たない私などが下手に手を出さない方が良いだろうなとも思います。使い方を間違ったらマイナスの効きも大きそうですし。。
というわけで、これだけ。ついでにスープポットを安く買うことができました。薬膳スープ用だと思うけど、これから日本は寒くなるのでお弁当にスープなどを入れたら良さそうです。お土産ですね。
楽しかったでーす。