元気を助ける「杜仲」

今日は元気を助ける「杜仲茶」をご紹介!

日本で飲むことができる杜仲茶は国内産の杜仲の葉っぱを使ったものです。

しかし、漢方薬の観点の杜仲は中国原産の杜仲の木の樹皮を加工したものです。

杜仲の樹皮

 

 

 

 

 

なかなか樹皮は手に入らないのと、漢方薬は効きが強いのでお薬として使いたい場合は、漢方薬局で相談して使うのが良いでしょう。葉っぱでも杜仲はありがたい効能があるので、普段の生活に取り入れやすい葉っぱの杜仲茶として今日はご紹介したいと思います。

杜仲

 

 

 

 

 

【杜仲】

五性:温

五味:甘

帰経:肝・腎

作用:足腰の冷えや痛みをとる、耳鳴りの改善、胎児の安定、精力増強

 

杜仲の帰経に「」があります。この「腎」は、五臓の中の一つで、役割としては、人の成長、生殖、老化と関係している臓器です。「腎」には私たちが普段活動をする上でのエネルギーが貯蔵されています。そしてこのエネルギーは食事を通して常に補っていかなければなりません。また「腎」は寒さを嫌います。ですので温めてあげなければなりません。冬になると使い捨てのカイロを腰に貼る人いますよね。足や腰が冷える時には温まりますよね。これは上記の作用から見ても理にかなったことです。

子供の成長や妊活、そしてアンチエイジングのためにもどの年代にも「腎」を大切にしたいところです。

そんな「腎」のバランスを取ってくれるのが「杜仲」です。

腎の働きを助けてくれる食材は他にもいろいろありますが、すぐできるメニューとして「黒きくらげとエビの炒め物」なんてどうでしょう。そして、杜仲茶を飲んでくださいね。

 

黒キクラゲとエビの炒め物

材料:黒キクラゲ、エビ、ニンニク、卵、オイスターソース

 

以上を炒めるだけです。。すみません、単純すぎて。

黒キクラゲは生では使えませんので、しっかりと加熱してくださいね!

腰を温めて、しっかりと腎を保養して元気に過ごしたいものです。