風邪対策にも「梨」!

秋になると空気がガラッと変わります。

夏の暑くて湿度の高い気候から、肌寒く乾燥した空気に変わるからです。

一気に乾燥して、喉が痛くなったり、風邪をひきやすくなります。

薬膳の観点からしなければならないのは、肺を乾燥から守る事。

肺は乾燥を嫌い、湿気を好みます。

乾燥すると免疫力も落ちて、ウィルスなどが入り込み風邪にかかったりします。

 

そんな時の潤い食材をご紹介しますね。

白キクラゲ、白ごま、蓮の実、大根、蓮根、はちみつ、なし、ぶどう、りんご、くこのみ、さつまいもなどなど。。

秋の味覚がたくさんですね〜!

 

今日はこの中から秋の味覚の代表の一つの「梨」をご紹介します!

梨

 

 

 

 

 

【梨】

五性:涼

五味:甘・酸

帰経:肺・胃

体質:陰虚

 

梨は肺に潤いを与え、熱を冷まします。また痰の切れも良くしてくれる食材です。

乾燥した空気にみずみずしい梨はとても美味しく感じますよね。

また肺を潤す食材に白キクラゲはちみつがあります。

白キクラゲと梨を良く煮て、ハチミツで味付けしたら優しい味のデザートが出来上がり。

お肌にもココロにも優しいデザートはいかがですか?

 

【白キクラゲ】

五性:平

五味:甘

帰経:肺・脾・腎

体質:陰虚

 

【ハチミツ】

五性:平

五味:甘

帰経:肺・脾・大腸

体質:気虚・気虚

 

白キクラゲは「銀耳(ギンジ)」とも言われています。滋養強壮作用や肌を潤す作用があり、また免疫力アップするミネラルが豊富です。乾燥品が一般的です。食べる分だけを戻して使ってくださいね。

注意!

梨は体を冷やします。冷え性の方は食べ過ぎに注意してください。

またむくみ体質の方は、摂りすぎないように!