消化を助けるダイコン
私にとってとても大切な食材のひとつのダイコン。
私は消化機能が弱くて、胃の不調を訴え続けて3年以上。。病院変えて、薬を変えて、胃カメラも飲んで、日本でもシンガポールでもあちこちで助けを求めております。鍼も漢方もやりました。なかなか突破口が見つからないまま今に至ります。最近は以前よりは少しはいいかなぁと思うときはありますが、油断はできません。天丼、ポテチ思い切り食べたいですねー。でもしません。病院の先生に、胃の鍛え方を聞きましたが、「ない」と言われました。鍛えるより養生だと。胃の強い人が羨ましい。。
【ダイコン】
五性:涼
五味:甘・辛
帰経:脾・肺
効能:胃もたれ、喉の不調
ダイコンの五性は涼。熱を冷まして、体内の余分な熱をとるので、風邪症状の時にも活躍です。
喉の痛みには、ダイコンの絞り汁に肺を潤す蜂蜜を加えたり、ダイコンを蜂蜜に漬けてそれをお湯で溶かして飲む「ダイコン飴」がいいらしいです!こんな民間療法も一つ一つ食材の効能を見ると理にかなっているのだなと感心です!
さて、胃の養生ですが、暴飲暴食を控えるのは当たり前ですが、それ以外にもあります。
養生1:お白湯を飲むこと。薬膳の師匠から、お白湯は「15分以上煮立たせるように」と言われ実践。15分できなくても、夜はお茶よりもお白湯にします。
養生2:おかゆ。これまた薬膳の師匠から、おかゆは「ハトムギ、小豆、ひえ」で作ると言われました。ハトムギはなかなか柔らかくならないので、とりあえず「白米、小豆、ひえ」で実践。
養生3:ダイコンや白菜を柔らかく煮ていただく。もちろん大根おろしでもいただきます。
シンガポールで日本のダイコンは買えますがお高いです。1本8ドルから10ドル(640円から800円)ほどすることもあり、ハードル高いです。代わりにマレーシア産を買いますが、ちょっと小さめ。人参と並べてみました!
忘年会シーズン、暴飲暴食を控えて、胃の養生をしてお正月🎍を迎えたいものです。そして、お正月にまたたくさん食べて飲んでしちゃうんですよね。。そのあとはしっかり養生しましょ。
鶏肉との煮物、おでんなどなどダイコンを加えたお料理で、胃をいたわりながら乗り切っていきましょう!