体を温める飲み物

寒さが厳しくなる日本では、体を温める飲み物が欲しくなりますよね。お茶なら温めて飲めばいいじゃないか。。と思われるかもしれませんが、お茶類は体を冷やすものが多いのです。それなら生姜を入れた飲み物でいいじゃないかと思いますが、過剰に摂取すると肌の乾燥の原因になります。体質や体調によって変えていきましょうね。

以前、エビとカニの投稿で五性について説明しました。食材が体を温めるか、冷やすかどのような機能を体に与えるかの指標を「熱・温・平・涼・寒」の5つに分類しています。冷え性の方でしたら、涼・寒は控えて熱・温の食材を摂りたいところです。

では、飲み物を分類してみましょう。

温性の飲み物

コーヒー、紅茶など

紅茶

 

 

 

 

涼性の飲み物

緑茶、烏龍茶、麦茶など

緑茶

 

 

 

 

 

体を温める飲み物で、生姜紅茶ってありますよね。生姜は体を温めるので、体を温める飲み物としては理にかなっています。ただ、乾燥させてしまうこともあるので注意が必要です(生姜についてはこちらを!)。生姜以外には「シナモン」、「黒砂糖」など体温め作用がある食材をプラスするのもOKです。緑茶や麦茶は夏に冷やして飲むとさらに体を冷やす作用があります。冷え性の方は十分注意してください。

なお、プーアール茶は、熟茶と生茶と二種類売っています(半発酵茶もありますが)。いろいろ調べてみてもはっきりとわかるものがなかったのですが、発酵させている熟茶は温性、発酵させていない生茶は涼性と考える説もありました。なお、日本で一般的に飲んでいるプーアール茶は、熟茶のようです。

とはいえ、飲み物って香りも一緒に楽しむことが多いですよね。香りはココロに働きかけます。香りでリラックスしたり、気持ちが和んだり、またやる気になったりもしますので、あまり神経質に考えなくても良いと思っています。プラスアルファの知識ということで!