匂い袋作成体験

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします🎍。

美味しいものをたくさん食べて🍝、たくさんおしゃべりをして日本のお正月を満喫して帰ってきました。常夏の国🌴に戻ってきて、素足にサンダル、半袖になってやれやれとこちらでの生活の立て直しをしております。

今年も食材の持つパワーをご紹介しつつ、生活の中に楽しく美味しく取り入れていく勉強をしながら、皆様にもご紹介していきたいと思います。と、薬膳のお話が多い昨今ですが、私、アロマもとても好きです。というわけで今日は香りのお話です。いつもは、植物の抽出液である精油を取り上げるのですが、今日ご紹介するのはお香です。

日本滞在中に訪れた伊豆の温泉。その温泉旅館では、和の体験をできるアクティビティを用意してくれていたので、事前に申し込んだのですが、その一つが「匂い袋を作る」ことでした。

匂い袋というのは、日本に古くから伝わる香料が入った袋のこと。魔除けや衣服への香りづけ、防虫剤などに使われてきました。

匂い袋を作るためにはお香を使います。お香と精油の違いは、精油が液体であるのに対して、お香は植物を乾燥させて小さく砕いたものということ。

用意されていたのは、以下のお香。

白檀、桂皮、丁子、大茴香、山奈、霍香(かっこう)、甘松(かんしょう)、つが、龍脳(りゅうのう)

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お香は和の香り、精油は洋の香りなので、呼び方は違いますが、馴染みの香りもたくさんありました。白檀はサンダルウッド、桂皮はシナモン、丁子はクローブ、大茴香はスターアニス、霍香はパチュリ、甘松はスパイクナードなどなど。。。精油よりマイルドです。

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これらのお香を同量を器に入れて、さらに自分の好きな香を足して袋に入れたらできあがりです。

私は白檀と山奈を多めに入れました。

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和の香の体験はとても新鮮でした。

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なお、今回の講師の方は、中国語が堪能。また英語でも説明できるとのこと。海外からのお客様にも喜ばれることまちがいないです!というか、日本文化体験はそもそも海外からのゲスト向けのようです。でも私が体験してみて、知らないことばかりで、とても有意義な時間でした。

この後、お茶の体験。ほうじ茶、煎茶、玉露を比べて入れ方、お味を楽しみました。各お茶ごとに茶器も違い、それぞれお菓子が出てきてかなり満足度の高い体験。こちらの旅館はお料理も施設もサービスもとても良かったです。

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坐漁荘

〒413-0232 静岡県伊東市八幡野1741

TEL:0557-53-1170

伊豆高原駅から車で7分