漢方薬でもある山芋のお話

今日は滋養強壮にもなり、漢方薬にもなる「山芋」のご紹介です。

「山芋」は正式には「ヤマノイモ」という呼び名です。

「山芋」、「長芋」、「大和芋」どれも色白で粘り気があるお芋。どう違うのか私もはっきりしていなかったので調べてみました。

山芋 大和芋

 

 

 

 

比べてみた!

✔︎天然の物は「山芋」👉自然薯ってやつですね。

✔︎国産は「山芋」

✔︎一番粘りがあるのは「山芋」

✔︎一番高いのは「山芋」

 

という感じでした。ただ栄養成分的には大差がないので、お料理によって使い分けです。日頃から積極的に摂りたい食材なので、高いものばかりだと続かないです。

 

【ヤマノイモ】

五性:平

五味:甘

帰経:脾・肺・腎

 

ヤマノイモは、「山薬(さんやく)」と呼ばれる漢方薬です。消化器系に働きかけ食欲不振を改善して胃腸を丈夫にしたり下痢や倦怠感にもいいです。また呼吸器系に働きかけて体を潤したり痰を綺麗にしてくれます。また、「杜仲」で「腎」について触れましたが、「ヤマノイモ」は「腎」に働きかけるので、足腰の冷えや成長、生殖、アンチエンジングにも働きかけてくれます。秋から冬の乾燥する季節には大切な食材です。

食べ方は、すりおろしたり、千切りにしたり生で食べることが多いかもしれませんが、油を使わないで両面焼いてサラダに加えたりしても美味しいです。特にむくみなどの湿がきになる方は生よりも火を入れたほうが良いです。

今日は長芋をすりおろして、油で揚げ焼してみました。味付けは麺つゆ。生姜を添えて。。写真を撮ったのですが、なんか茶色い丸い美味しくなさそうなものが出来上がってしまった!お料理が下手だということがバレバレです。味は悪くないです。。。ポイントとしては、すりおろした時に水っぽかった場合、小麦粉を入れて少し固めると焼きやすくなります。いろいろ読んでいると、小麦粉の代わりにおからを入れている人もいました。お試しください!